活用事例
海運事業者の事例
医薬品輸送向け新サービスの開始
利用船種 RORO船
参加企業 日本通運株式会社
営業場所 全国
主な輸送品 医薬品
輸送区間 東京-北海道
【取り組みの概要】
- 日本通運㈱は、3隻のRORO船が東京~苫小牧~釧路間を運航しているが、2024年6月から東京発、北海道向けの医薬品物流で海上輸送にシフトする新サービスを開始した。
- 従来はトラックで八戸港や青森港までトラックで運び、ドライバーもフェリーに乗船していた。新サービスは東京港からのRORO船(無人)に切り替える。
- 取扱いの3分の1を東京-苫小牧間の海上輸送に切り替え。2024年問題に対応したサービスの安定供給とCO2排出量の低減に取り組む。
- 海上モーダルシフトの効果として「輸送の選択肢を増やすことで悪天候等の際に高速道路や鉄道が使用できない場合のBCPとして活用可能」「トラックドライバーの負担軽減による持続可能なサービスの提供」「これまでのトラック輸送サービスにくらべてCO2排出量を60%以上削減する」の3点を挙げている。
